江差町でヒノキアスナロの植樹祭

江差町で、豊かな森を育てようと植樹祭が行われ、ヒノキアスナロの苗木およそ600本が植えられました。

この植樹祭は、次の世代に桧山地方の豊かな森を引き継ごうと行われていて、25回目となった今回は林業の関係者や自治体の職員などおよそ120人が参加しました。
この中で、江差町の照井誉之介町長があいさつし、「森は文化や地域の歴史と結びついています。しっかりと1本1本大切に育てていき、増やしていくことが大切です」と述べました。
このあと参加者たちは高さおよそ60センチほどのヒノキアスナロの苗木を穴に植えたあと土をかぶせ、しっかりと足で踏み固めていきました。
中にはにぎやかな掛け声とともに穴を掘る女性もおり、3000平方メートルの広さに1時間をかけて600本の苗木が植えられました。
植樹祭を主催した「桧山の森づくり実行委員会」の岡部俊之委員長は「昔から価値のある木なので元気に育ってもらえればと思います」と話していました。