紋別市渚滑町でまたクマ目撃 道路を横断する投稿映像も

クマの出没が相次いでいる紋別市渚滑町で9日、新たにクマが目撃され、NHKに寄せられた投稿映像には道路を横断するクマの姿が捉えられていました。

映像が撮影されたのは紋別市渚滑町川向の国道238号線で、9日正午すぎ、車で通りがかった人が体長1.5メートルほどのクマを目撃して、ドライブレコーダーの映像をNHKに投稿しました。
映像には道路の右側から現れたクマがゆっくりと道を横切っていく姿が捉えられていました。
映像を投稿した那須繁勲さんは「よくクマが目撃されている場所だったので、ゆっくり走っていました。衝突する危険もあったので、今後も注意して運転したい」と話していました。
その直後には国道に隣接する会社の敷地内にクマが現れ、会社の人が警察に通報しました。
会社の人が撮影した写真には敷地内の砂利道を歩くクマの姿が写っていて、撮影した人によりますと、人の気配に気付いても逃げる様子はなかったということです。
紋別市では今月5日にクマ1頭が駆除されましたが、渚滑町ではクマの目撃が相次いでいて、市は引き続き市民に警戒を呼びかけています。