旭川市郊外でクマが金属製の死骸回収ステーション壊したか

8日午後、旭川市郊外の東旭川町で、害獣として駆除された動物の死骸を集める金属製の回収ステーションが壊されているのが見つかりました。近くにはクマの足跡があったことから、市はクマによる被害とみて周辺の住民に注意を呼びかけています。

8日午後1時半ごろ、旭川市東旭川町倉沼にある、害獣として駆除された動物の死骸を集める金属製の回収ステーションの一部が壊されているのを、巡回中の市の職員が見つけました。
近くには幅13センチほどのクマの足跡が残っていたことから、市はクマによる被害とみて調査を進めています。
市によりますと、6月5日に市の職員が回収ステーションからエゾシカの死骸を回収し、それ以降は何も入っていなかったということです。
市は、回収ステーションの周辺にクマを追い払う効果がある電気柵を設けました。
現場から直線距離でおよそ1キロ離れた旭山公園では6月6日、敷地内の監視カメラにクマが写っていたことから現在、閉鎖されていて、市は周辺の住民などに注意を呼びかけています。