浦河町が車検切れの公用車3台を使用 最長で3週間余りも

日高の浦河町は公用車3台を最長で3週間余り、車検が切れた状態で使用していたことを明らかにし、陳謝したうえで、再発防止に努めたいとしています。

浦河町によりますと、車検が切れた状態で使用していたのは、上下水道課が管理していた3台の公用車です。
いずれもリース会社から借りていた車で、7日、職員が会社側と整備の日程を調整した際、すでに車検が切れていたことに気付いたということです。
車検の満了日は、このうち▼2台が先月14日、▼1台が今月1日までで、車検が切れた状態で3台あわせて500キロ近くを走行していて、警察に届け出ました。
原因について町は、担当職員が車検の期限を把握していなかったためだと説明していて、今後は、走行距離などを記録する「運行管理簿」に車検の満了日も明記するなど、再発防止に努めたいとしています。
浦河町の松田有宏副町長は「リースの車両で、満了日の通知が来るという思い込みがあったため、使用する側が把握に努めてこなかった。今後、このようなことがないよう対応していきたい」と述べ、陳謝しました。