人力飛行機の大会出場 室工大「鳥人間部」が募金呼びかけ

人力飛行機の製作に取り組んでいる室蘭工業大学の「鳥人間部」が来月、滋賀県で行われるコンテストに出場することになり、飛行機の輸送費などをまかなおうと、募金の呼びかけを始めました。

室蘭工業大学の「鳥人間部」は、来月29日から2日間にわたって、滋賀県のびわ湖で開催される人力飛行機のコンテストに出場することになりました。
出場は7年ぶり4回目で、プロペラのない「滑空機」の部門に参加することにしていて、学生たちはテストを繰り返しながら、本番に向けた準備を続けています。
一方、コンテストに向けては、飛行機の会場までの輸送費や材料費など、高額の費用が必要となることから学生たちは、9日からクラウドファンディングで募金の呼びかけを始めました。
期間は来月末までで、110万円を目標としているということです。
室蘭工業大学「鳥人間部」の石崎晴大部長は、「計算上は300メートル飛ぶと思いますが、まずは100メートルの飛行を目標にしています。皆さんの期待に沿うことができるよう頑張りたい」と協力を呼びかけていました。