奥尻島 24時間海産物の購入可能 自販機設置

奥尻町で、観光客に海産物を気軽に楽しんでもらおうと、地元の漁協が海産物の自動販売機を新たに設置しました。

海産物の自動販売機が設置されたのは、奥尻町のフェリーターミナルの近くにある地元の漁協が運営する直売所の前です。
奥尻町には、島と江差町を結ぶフェリーが1日1往復運航していますが、フェリーが島を出発する時間が早く直売所で海産物を買うことができないため、24時間購入できる自動販売機の導入を決めたということです。
自動販売機では地元の漁業者が加工したアワビやイカの塩辛などが売られていて、季節ごとに旬の商品を入れ替えていくということです。
自動販売機にはご当地キャラクターの「うにまる」が描かれています。
ひやま漁協青年部奥尻支部の川瀬美弘部長は「島の人は海産物を買うよりももらうことが多く、観光客にとってはなかなか買う場所がないと思います。自分たちで手をかけて愛情を込めて作っているので自動販売機で買って楽しんでほしいと思います」と話しています。