道産品の販路拡大へ 札幌で商談会始まる 282社が参加

北海道産品の食品などをつくる280を超える企業が参加する道内最大の商談会が札幌市で始まりました。

商談会は、道産品の販路を拡大するため道などが毎年開いています。
道産品をつくる282社が参加し、会場の札幌市のホテルでは、道内外の流通関係者に商品を試食をしてもらったり説明を行ったりしてPRしました。
このうち函館市にある企業が作ったせんべいは、ウニやえび、タマネギなど味のラインナップが豊富で、使われているじゃがいものでんぷんも含め、道産の食材をいかしています。
また、今回が初参加の北見市にある企業が出品した消臭スプレーは、本来廃棄される牛の尿を発酵させて作られた環境を意識した商品だということです。
主催した道食産業振興課の工藤弘行食ブランド担当課長は「北海道産品の魅力を全国にどんどん発信してほしい」と話していました。
商談会は7日まで開かれています。