釧路市が出資 デジタル人材育成の新会社設立

地域のデジタル人材を育成しようと、釧路市などが出資して官民連携の新会社が設立されました。

設立されたのはIT企業「kーHack」です。
釧路市が地域の商工団体や金融機関などと共同出資して設立しました。
釧路市ではデジタル人材が不足していることから「kーHack」ではプログラミング技術などを持つデジタル人材を育成します。
釧路高専などの地元の学生や移住者などを採用し、
WEBサービスやアプリ、AI開発などの業務に携わりながら技術を高めてもらいます。
そして、将来的には地域の産業に変革をもたらすDX=デジタルトランスフォーメーションの推進やスタートアップ企業の創業などにつなげてもらいたいということです。
市は今後3年間にわたって年間およそ1200万円を補助します。
「kーHack」の澄川誠治社長は「地域の産業が
デジタル化していかなければ地域で働く魅力が下がってしまう。釧路から世界に羽ばたくような人材を育成し、新しい地域創生のモデルとなりたい」と話していました。