青函みらい会議 人口減少テーマに

津軽海峡を挟んだ青函地域の人口減少をテーマに若者と議論する会議が青森市とオンラインで開かれました。

この会議は財務省青森財務事務所と函館財務事務所が開いたもので、青函地域の自治体の職員や専門家、それに大学生などおよそ100人が参加しました。
はじめに地域振興に詳しい青森大学の櫛引素夫教授が講演し、人口減少の課題のひとつに若者と地域の大人のそれぞれの意識やニーズがかみ合っていないことがあるとして、対話の場が必要だと指摘しました。
また、北海道教育大学函館校と青森大学の学生がそれぞれ意見を述べ、この中で函館は商業施設が近くにないなど住むと不便を感じたなどの意見が出された一方、地方自治を学んだことで地方で働きたいと思うようになったという意見も出されました。
最後に学生の声を踏まえてディスカッションが行われ、出席者からは地域にないものではなく、あるものに目を向けて魅力を発見してほしい、などの意見が出されました。