留萌の幼稚園で火災発生想定の避難訓練

火災が発生した時に落ち着いて行動できるよう留萌市の幼稚園で避難訓練が行われました。

留萌市のかもめ幼稚園では津波や地震、火災を想定した避難訓練を定期的に行っていて、2日は、消防の協力のもと、園児78人が火災を想定した訓練に参加しました。
訓練は園内の1室から火が出たという想定で行われ、火災の発生がアナウンスされると園児たちはハンカチや両手で口元をしっかり押さえ、およそ3分で全員が避難場所の園庭に移動しました。
そして消防署員と一緒にライターやマッチで絶対に火遊びをしないこと、火災で避難する時は煙を吸わないように、低い姿勢になり口を押さえて避難することを改めて確認していました。
このあと園児たちは2人1組になり、訓練用の消火器を使って的に勢いよく放水したり、消防車を見学してはしごやホースを見せてもらったりしていました。
5歳の男の子は「消火器を使って楽しかったです。大きくなったら消防士さんになりたいです」と話していました。
留萌消防署予防課の猪股章予防係長は「これからの季節に花火やバーベキューをする時は火の取り扱いに十分注意し、お子様から絶対に目を離さないでください」と話していました。