スルメイカ漁解禁も海が荒れて出港見合わせ

北海道のスルメイカ漁が1日解禁されましたが、青森沖周辺にある漁場の海が荒れているため、函館市の漁港では出港を見合わせました。

函館市入舟町の漁港ではスルメイカ漁が解禁となった1日、青森沖周辺の漁場にイカ釣り漁船が出港する予定でした。
しかし、海が荒れていて、波が高い状態が続くと見られることから、すべての漁船が出港を見合わせました。
いったん出港した漁船もありましたが、その後、港に引き返してきたということです。
スルメイカ漁の出港はあす以降になる見通しです。
漁業者の田原正明さんは「きょうは波が高くて風も強いので船を出すことができません。出港はあす以降となりますが、ことしもスルメイカはあまり多くないという調査が出ているので不安です」と話していました。