札幌南区簾舞 中学校の敷地内にクマのふん 警察など周辺警戒

29日、札幌市南区の中学校の敷地内でクマのふんが見つかり、けさ、登校時間に合わせて警察のパトロールなどが行われました。

札幌市南区簾舞にある簾舞中学校では、29日午前9時ごろ、敷地内の温室の近くでクマのふんが見つかりました。
札幌市によりますと、見つかったのは大人のクマのふんとみられ、中学校の裏山では、自生したみつばがクマに食べられた痕跡があったということです。
付近でクマの目撃情報はありませんが、30日朝は登校時間に合わせて警察が中学校の周辺をパトロールし、教職員や市の職員も見回りを行って警戒にあたりました。
中学校では、クマのふんが周辺で新たに見つかったため30日の部活動を取りやめ、下校時間に合わせて警察などがパトロールを行ったということです。
中学校の近くに住む男性は「地域でクマを警戒し、子どもたちのことを見守っていきたい」と話していました。