弟子屈の住宅地の裏庭にクマ1頭 室内から撮影

道東の弟子屈町の住宅地にクマ1頭が現れ、住民の男性が撮影しました。

29日午前9時すぎ、屈斜路湖に近い弟子屈町美留和原野にある住宅の裏庭にクマ1頭が現れました。
クマに気づいた住民の70代の男性が、室内からビデオカメラで撮影しました。
男性によりますと、クマは体長が1メートル50センチほどで、数分間、庭をうろついた後、生け垣の間を抜けて森の方向に姿を消したということです。
ケガ人はいませんでした。
男性はすぐに町役場に連絡したということで、役場と警察がクマに警戒するよう呼びかけています。
撮影した男性は「まさかクマがここまで来るとは思わなかったのでドキドキしました。妻と『これからは外に出るのが怖いね』と話しました」と話していました。