浦河町で名馬ウイニングチケットのお別れの会

ことし2月に死んだ名馬「ウイニングチケット」とのお別れの会が日高の浦河町で開かれ、道内外からおよそ250人のファンが集まりました。

現在の新ひだか町で生まれたウイニングチケットは、1993年に競馬の「日本ダービー」で優勝を飾るなど活躍したあと、浦河町の乗馬の観光施設で余生を過ごし、ことし2月、33歳で死にました。
この施設ではファンからの要望を受けて27日お別れの会を開き、道内外からおよそ250人が集まりました。
はじめに黙とうが行われたあと、ウイニングチケットが生まれた牧場の藤原悟郎さんが「生まれた時も非常に活発で体が大きくない馬ながら運動神経がよかった。心からありがとうといいたい」とあいさつしました。
そしてファンなどが献花台に花を手向けました。
紋別市から来たという人は「毎月会いに来ていました。本当に好きな馬だったので突然死んでショックでした」と話していました。
ウイニングチケットの世話をしていた「うらかわ優駿ビレッジAERU」乗馬課の太田篤志マネージャーは「多くの人が来てくれて本当に愛された馬だと感じました」と話していました。