上ノ国町で15万本の菜の花が見頃 今月いっぱい楽しめる

上ノ国町で菜の花が開花し見頃を迎えています。

上ノ国町豊田地区では菜種油を生産する地元の工房が菜の花を栽培していて、毎年この時期に見頃を迎えます。
8000平方メートルに及ぶ広大な敷地には、およそ15万本の菜の花が植えられていて、畑一面に鮮やかな黄色が広がり風に揺られながら辺りに優しい春の香りを漂わせています。
ことしの開花は例年より2週間ほど早く、花の育ちもよいということです。
菜種油は上ノ国町のふるさと納税の返礼品として活用されたり、地元のスーパーやネット通販での売れ行きが好調になったりして生産が追いつかないため、来年には畑の面積や菜の花の生産量をおよそ2.5倍に増やすということです。
菜の花を生産する尾田孝人さんは、「ことしは春の暖かい日が続いたので、菜の花が順調に育っています。多くのみなさんに菜の花を見ていただいて、上ノ国町の観光PRのひとつになればと思います」と話していました。
上ノ国町の菜の花は、今月いっぱい楽しめるということです。