滝川市の河川敷など 初夏の訪れ告げるカッコウの鳴き声響く

北国に初夏の訪れを告げるカッコウが、滝川市の河川敷などで爽やかな鳴き声を響かせています。

鳴き声から名前の付いたカッコウは、繁殖のため東南アジアなど南から日本にやって来る渡り鳥です。
日本野鳥の会滝川支部によりますと、空知地方ではカッコウの初鳴きが去年より4日遅い今月19日に観測されたということです。
滝川市では、農家の人たちが遠くにカッコウの声を聞きながら、農作業に取り組んでいました。
カッコウは、モズやオオヨシキリなど、ほかの鳥の巣に卵を産んで育てさせる「托卵」という習性を持っていて、カッコウが近くで鳴くとモズなどがひときわ大きく鳴く声も聞かれました。
カッコウは秋には越冬のため南へ渡るということです。