稚内〜離島結ぶフェリー利用客 コロナ禍前の約6割まで回復

稚内市と道北の離島を結ぶフェリーの2022年度の利用客はおよそ26万人と、新型コロナウイルスの影響で減少していた前の年度と比べおよそ11万人増加しました。

稚内市と利尻島、礼文島を結ぶフェリーを運航しているハートランドフェリーによりますと、2022年度の利用客は26万3074人でした。
これは前の年度より11万3000人あまり、率にして75パーセントの増加で、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の2019年度と比べると、およそ6割の水準だということです。
ハートランドフェリー稚内支店の東海且典支店長は「新型コロナの影響が落ち着き、個人客の利用を中心に回復傾向が続いていて、予約はコロナ禍前の状況まで戻りつつある。これから礼文島は花のシーズンですし、利尻島は山がきれいなので、ぜひトレッキングなどで楽しんでほしい」と話しています。