“運動でがん抑制“ メカニズム解明へ研究資金募る 旭川医大

旭川医科大学の研究チームが運動により筋肉から発生するとみられる「がん細胞を減らす物質」を特定しようと、クラウドファンディングで研究資金を募っています。

寄付を呼びかけているのは旭川医科大学・病理学講座の田中宏樹助教のチームです。
田中助教によりますと、日本人を対象にした研究で、適度な運動が大腸がんや肝臓がんなどを抑制することが統計学的に示されていますが、運動とがん抑制のメカニズムについては明らかになっていません。
田中助教は、運動により筋肉からがん細胞を減らす物質が発生すると考え、2週間運動させたラットの血液に肝臓がんの細胞を入れて培養する実験を行ったところ、48時間後にがん細胞が半減したということです。
一方、運動をさせなかったラットでは細胞に変化は見られなかったということです。
田中助教は、動物実験からがん細胞を減らす物質の存在が明らかになったとして、物質の特定を目指す研究にあてる資金をクラウドファンディングで募っています。
田中助教は「がん細胞を減らす物質の特定は治療薬の開発にもつながるので、ぜひ多くの人に支援してほしいです」と話しています。
クラウドファンディングの目標金額は400万円で、寄付は6月末まで「READYFOR」のサイトで受け付けています。