中標津でベトナム料理教室 講師はベトナムの地域おこし協力隊

食を通じて文化交流を深めてもらおうと、中標津町でベトナム料理教室が開かれました。

20日開かれたこの教室は中標津町の地域おこし協力隊員でベトナム出身のレ・ティ・ルエンさんが食を通じた文化交流を深めてもらおうと企画しました。
日本人のほかベトナム人やミャンマー人の留学生など10人あまりが参加し、現地では朝食などでよく食べられるというベトナムのつけ麺「ブンチャー」作りに挑戦しました。
はじめにトッピングとして、豚肉のつくねやバラ肉を焼いたもの、ダイコンとニンジンのなます、パクチーやレタスといった野菜を準備しました。
このあと「ブン」と呼ばれる米粉でできた麺を茹でて料理は2時間ほどで完成しました。
参加者はブンを甘酸っぱいタレにつけて味わい、会話も弾んでいました。
参加したミャンマー人の留学生は「とてもおいしかったです」と話していました。
日本人の参加者は「一緒に作ってコミュニケーションがとれてよかった」と話していました。
企画したレ・ティ・ルエンさんは「今後はミャンマーや日本などの料理で教室を開きたいです」と話していました。