函館市の小学校で給食にネジ混入
函館市の小学校の給食に、食品の温度を測る温度計のネジが混入しているのが見つかりました。児童や教職員にけがはありませんでした。
函館市教育委員会によりますと、18日午後、函館市立東山小学校の1年生の教室で、給食を食べていた担任の教員がスパゲティの中に直径およそ2ミリ、長さおよそ5ミリの金属のネジ1本を見つけました。
調理を委託されている業者が調べたところ、食品の温度を測る温度計のネジで、調理中にはずれて給食に混入したとみられるということです。
これを受けてこの業者は、今後、ネジのない温度計に取り替える予定だとしています。
市によりますと、東山小学校の調理場では別の学校の給食も作っていて、18日は688食分を調理し市内の別の小学校1校にも配られましたが、これまでに異物が混入していたという報告は入っていないということです。
函館市の保健給食課は「安全・安心に食べられるよう引き続き定期的に衛生管理の徹底を呼びかけ、再発防止に努めます」と話しています。