江差町 姥神大神宮渡御祭で山車の巡行4年ぶり開催へ
江差町の「姥神大神宮渡御祭」について、地元で「ヤマ」と呼ばれる山車の練り歩きが4年ぶりに行われることが決まりました。
「姥神大神宮渡御祭」は、およそ370年の歴史を持つ道内で最も古いとされる祭りで、ニシン漁で栄えた江差町の漁師たちが豊漁を願って始めたといわれています。
江差町によりますと17日夜、祭りの実行委員会の総会が開催され、新型コロナの影響で中止していた地元で「ヤマ」と呼ばれる13基の豪華な山車による練り歩きが、4年ぶりに行われることが決まりました。
祭りは8月9日から3日間開催されます。
江差町に住む70代の男性は「4年ぶりに開かれるということで喜んでいます。わたしもみんなに声をかけて参加したいと思います」と話していました。
また、江差観光コンベンション協会の西海谷望会長は「4年ぶりに行われる練り歩きをぜひ見に来ていただきたいです。伝統ある祭りを守って、観光振興につなげていきたいです」と話しています。