クマ目撃情報の豊平区で札幌市調査“アライグマだった可能性”

17日、札幌市豊平区の住宅街でクマの目撃情報がありましたが、札幌市は、目撃されたのはクマではなくアライグマだったのではないかとする現地調査の結果をまとめました。

札幌市豊平区福住3条11丁目で17日午後6時20分ごろにクマを目撃したという通報が車で通りかかった男性から警察に寄せられました。
札幌市は現場に職員を派遣して調査を行いましたが、▼ヒグマの痕跡が見当たらなかったほか、▼現場近くではアライグマが道路を横断していたという別の目撃情報があったことがわかりました。
このため札幌市は、目撃されたのはクマではなく、アライグマだったのではないかとする現地調査の結果をまとめたとしています。
これを受けて警察は目撃情報を受けて行っていたパトロールを終えるほか、現場の近くにある森林総合研究所も、取りやめていた一般公開を19日から再開するとしています。