函館市の大泉潤市長が道庁訪問 就任後初めて鈴木知事と会談
函館市長選挙で初めての当選を果たした大泉潤市長は16日、道庁を訪れて鈴木知事と面会したあと、記者団に対し、みずからが公約として掲げた北海道新幹線の函館駅への乗り入れに向けた調査を道と連携して進めたいという考えを示しました。
函館市の大泉市長は16日午後、道庁を訪れ、就任後初めて鈴木知事と面会しました。
この中で鈴木知事は、大泉市長が選挙の公約でふるさと納税の寄付額を年間100億円まで増やす目標を掲げたことに触れて、「市長が東京や札幌で発信する場を持てるよう協力していきたい」と述べました。
これに対し、大泉市長は「函館市だけではなく、近隣にも人気のある自治体があるので、手を携えて道南全体を盛り上げるべく立場を全うしたい。そのためにも道の支援をお願いしたい」と述べました。
このあと大泉市長は記者団に対し、北海道新幹線の函館駅への乗り入れに向けた調査について、「さまざまな関係機関と連携する中で、一番大切なのは北海道なので、これからもしっかりと連携していきたい」と述べました。