地元でとれた魚のさばき方 親子で学ぶ 江差町で催し

道南の江差町で、地元でとれた魚のさばき方を親子で学ぶ催しが開かれました。

この催しは、地元でこの時期、水揚げされる魚のさばき方を知ってもらい、親子で料理を楽しんでもらおうと開かれたもので、11組合わせて22人が参加しました。
町で水揚げされた50センチほどのマスが用意され、ひやま漁協女性部江差支部の人たちに教わりながら、親子で協力して3枚におろしていきました。
子どもたちは「難しい」とか、「身がきれいな色だね」などと声を上げながら、懸命に包丁を使ってさばいていました。
さばいたマスはフライや焼き魚にして、骨や頭もあら汁にしてすべて使い切りました。
参加した女の子は「骨がいっぱいあって抜くのが難しかったです」と話していました。
また、親子連れで参加した母親は「魚をさばく機会があまりないので、勉強になりました」と話していました。
主催した江差町教育委員会社会教育課の松島甲生涯学習推進員は「参加者が多くよかったです。漁協の皆さんの協力で地域の教育力の向上にもつなげることができたと思います」と話していました。