オロロンライン・サイクルルート 自転車で海風と絶景を満喫

日本海沿岸を走る国道、通称「オロロンライン」のうち増毛町と天塩町の間のおよそ140キロが、道などでつくる協議会からサイクリングのモデルルートに選ばれたことを受け、12日、地元の観光関係者などが自転車でルートを走り、爽やかな海風と雄大な景色を楽しみました。

日本海沿岸を走る国道のうち、増毛町と天塩町の間のおよそ140キロの区間が「オロロンライン・サイクルルート」として、3月、「北海道サイクルルート連携協議会」からモデルルートに選ばれました。
12日は地元の観光関係者などでつくる「留萌観光連盟」が走行会を行い、およそ50人の参加者が自転車に乗ってルートを走りました。
留萌市の「道の駅」を出発した参加者たちは、日本海から吹き抜ける爽やかな海風を受け、思い思いのペースでペダルをこぎ、北へ向かいました。
途中、小平町の展望台では自転車から降りて、雄大な景色を眺めたり、写真に収めたりしていました。
留萌市役所の40代の男性は「今後も自転車を活用した観光客誘致や町づくりを進めていきたいです。海風が心地よいので、ぜひサイクリングを楽しんでほしいです」と話していました。
「留萌観光連盟」の對馬健一会長は「留萌地方のアウトドア観光をPRして、多くのサイクリストを呼び込んでいきたいです」と話していました。