特殊詐欺防いだコンビニ店員に警察が感謝状

特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、函館市のコンビニエンスストアの従業員に警察から感謝状が贈られました。

詐欺被害を未然に防いだのは、セブンイレブン函館見晴公園通店の従業員、本間修平さんで、11日、警察から感謝状が手渡されました。
警察によりますと本間さんは先月5日、12万円分の電子マネーを購入しようとした70代の夫婦を接客した際、購入のいきさつなどを聞いたところ、特殊詐欺の疑いがあったため警察に通報し、被害を防いだということです。
この夫婦はインタ−ネットを利用中に突然、警告画面が表示され、記載されていた番号に電話したところ、片言の日本語を話す男の声で電子マネーを購入し、送金するよう指示されました。
本間さんは「コンビニが犯罪に利用されることのないように、今後も気づいたら警察に通報して、詐欺被害撲滅の役に立ちたいです」と話していました。
函館中央警察署の寺尾勝巳生活安全課長は「身に覚えのない電話や、お金に関する問い合わせがあれば、詐欺を疑って、警察への相談電話#9110に電話してください」と話していました。