知内町 ひまわりで交通安全誓う 亡くなった男児の思い継ぐ

交通事故で亡くなった男の子にゆかりのあるひまわりの種をまいて、交通安全と命の大切さを考える活動が知内町の小学校で行われました。

「ひまわりの絆プロジェクト」と呼ばれるこの活動は、12年前、京都府で交通事故で亡くなった4歳の男の子が育てていたひまわりの種を引き継いで交通事故防止を訴えようと、各地の警察が行っています。
9日は知内小学校の16人の児童が、木古内警察署の担当者から、ひまわりの種に込められた交通事故防止への思いを教わったあと種を受け取り、花壇に1粒ずつ植えました。
木古内警察署の安藤功副署長は、「子どもたちが、交通事故が起きないように、という思いをもって植えている姿にうれしく、頼もしく思いました。ひまわりの種を家族全員で育ててもらって、交通事故の防止と命の大切さを考えてもらうきっかけにしてほしいです」と話していました。