野球の独立リーグ「北海道フロンティアリーグ」 士別市で開幕

野球の独立リーグ「北海道フロンティアリーグ」が、大型連休最終日の7日、士別市で開幕し、球場には1100人を超える観客が応援に駆けつけました。

「北海道フロンティアリーグ」は、地域貢献やにぎわいの創出などが目的で、石狩市、美唄市、士別市をそれぞれ拠点に活動している3チームがリーグ戦方式で優勝を争います。
7日は士別市の球場で開幕戦が行われ、「KAMIKAWA・士別サムライブレイズ」と「石狩レッドフェニックス」が対戦しました。
サムライブレイズは監督兼ゼネラルマネージャーで、プロ野球・日本ハムで活躍した中村勝投手が先発しましたが、2回に味方のエラーで先制されたあと4回まで投げてヒット5本、4失点の内容でした。
試合は8回にサムライブレイズが4者連続ヒットで同点に追いつき、5番の広畑塁選手のタイムリーヒットで6対5と勝ち越したあと、さらに1点を加え7対5とリードを広げました。
このあと、サムライブレイズは9回に1点を返されましたが、そのまま逃げ切って7対6で勝ち、開幕戦を勝利で飾りました。
球場には1100人を超える観客が応援に駆けつけ、サムライブレイズの専属チアリーダーは「一生懸命応援しました。これからもエールを送っていきたい」と話していました。
試合後、サムライブレイズの中村監督は「チームとしては、良いスタートが切れました。優勝できるように、チームを導くとともに試合などを通して士別市を盛り上げていきたい」と話していました。