札幌南区で空き家が全焼 焼け跡から1人が遺体で見つかる

8日朝早く、札幌市南区で空き家が全焼する火事があり、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。警察が身元の確認を進めるとともに火が出た原因を調べています。

8日午前5時すぎ、札幌市南区簾舞で「火と煙が見える」と近くの住民から消防に通報がありました。
消防車など20台余りが出て消火活動にあたり、火はおよそ2時間後にほぼ消し止められましたが、この火事で2階建ての建物およそ150平方メートルが全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
年代や性別は分かっていないということです。
警察によりますと、この家は、もともと住んでいた高齢者が4年ほど前に施設に入って以降、空き家になっていたということです。
現場は田畑に囲まれた一角にあり、警察が亡くなった人の身元の確認を進めるとともに、火が出た詳しい原因を調べています。