函館市の高校生が万引きや特殊詐欺被害防止のポスター制作

万引きや特殊詐欺の被害を防ごうと、函館市の高校生が防犯ポスターを作成しました。

この取り組みは道警函館方面本部の呼びかけで行われ、ポスターは函館市の遺愛女子高校イラスト部の生徒たちが作りました。
ポスターには警察官の制服を着て眉毛をつり上げた巨大なイカが万引きする人を注意している様子や、万引きしようとしている人への複数の視線が描かれ、見過すことのできない犯罪であるというメッセージを伝えています。
また、特殊詐欺をテーマにしたポスターは、高齢女性が携帯電話を手に取りATMの操作をするという、典型的な被害の状況を描いています。
ポスターを作った遺愛女子高校3年生の雨塚瑚々乃さんは「目を引くデザインにするためにキャラクターを大きく描くように心がけました」と話していました。
道警函館方面本部生活安全課の井上和範次席は「ポスターの制作を通して学生たちの防犯意識が友達や家族の間でも浸透すればと思っています」と話していました。
ポスターは、道南各地のコンビニエンスストアなどで掲示されます。