年度初めの子どもの事故防止へ 幼稚園で交通安全教室
年度初めに子どもが巻き込まれる交通事故をなくそうと、11日、札幌市の幼稚園で横断歩道の正しい渡り方を学ぶ交通安全教室が開かれました。
この交通安全教室は警察や地元のトラック協会が企画したもので、札幌市東区にある「天使幼稚園」の園児たちおよそ50人が参加しました。
子どもたちはお巡りさんから夜間でも光る反射材や乗り物の絵本をプレゼントされたあと、模型の信号機を使って横断歩道の正しい渡り方を教わりました。
続いて、道警のマスコットキャラクター「ほくとくん」とトラック協会のマスコット「ランディー」に見守られながら、信号が青になったら手を挙げて左右の安全を確認して道路を渡る練習をしていました。
参加した園児たちは「右と左を見てから歩く練習が楽しかった」とか「ちゃんと手を挙げて横断歩道を渡ります」と話していました。
札幌東警察署の早坂大介交通第一課長は「4月は横断歩道に慣れていない子どもが多いため注意が必要です。各家庭でも交通安全についてお子さんと話す機会をもってほしい」と話していました。