北海道新聞社 メールアドレスが見える状態で誤送信

北海道新聞社は、主催するセミナーの応募者86人にメールを一斉に送信した際、受信者全員のメールアドレスが互いに見える状態で誤って送信してしまったと発表しました。この新聞社ではメールの誤送信が先月から相次いでいて「早急に情報管理体制を強化します」とコメントしています。

北海道新聞社によりますと、10日午後0時40分ごろ東京支社営業局の担当者が相続に関するセミナーの応募者86人に対して、抽選結果を通知しようとメールを送信しましたが、その際、受信者全員のメールアドレスが互いに見える状態で送信していたことがわかりました。
およそ1時間後に受信した人からの指摘で判明し、メールアドレスの一部には氏名を類推できるような表記が含まれていたということで、北海道新聞社はメールの受信者全員に謝罪したということです。
この新聞社では、先月、アンケートの依頼などのメールを136人に一斉に送った際、受信者全員のメールアドレスが互いに見える状態で送っていたほか、東京支社の記者が業務で受け取ったメールを誤って第三者に送ってしまうなど、メールの誤送信が相次いでいます。
これについて北海道新聞社は「多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。早急に情報管理体制を強化します」とコメントしています。