半導体メーカーの千歳進出を支援 道が「次世代半導体戦略室」

日本の主要な企業8社が出資し、先端半導体の国産化を目指す「Rapidus」の工場が千歳市に建設されることを受け、道は、インフラの整備や技術者の確保などを支援する専門部署を庁内に設置しました。

道の「次世代半導体戦略室」は、「Rapidus」の千歳市への進出を支援するため今年度、新たに設置され、3日から業務を始めました。
はじめに青山大介室長が「経験したことのない課題に直面することになると思うが、私たちが中心となって道庁内の関連部局を引っ張っていかなければならない」と述べました。
戦略室では今後、▼工場の建設用地のインフラや土地の整備のほか、▼半導体の研究にあたる研究者や技術者、それに将来的に産業を担う学生の確保、▼関連産業の集積などを支援することにしています。
青山室長は「Rapidusと連携を密にしてニーズを把握し、スピード感を持って対応にあたりたい」と話していました。