函館 花見で火の使用や宴会可能に

函館市は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため花見の時期に五稜郭公園などで火の使用を禁止し、宴会の自粛を求めてきましたが、ことしは制限を設けないと発表しました。

五稜郭公園や函館公園では毎年4月下旬から5月上旬には大勢の花見客がジンギスカンなどを楽しんでいましたが、新型コロナウイルスの感染防止のため火の使用が禁止され、宴会の自粛が求められていました。
函館市は、新型コロナウイルスの感染が落ち着いていることからことしは4年ぶりに火の使用を認めるほか、飲酒や宴会、食べ歩きなどに制限を設けないと発表しました。
このほか、夜桜を演出する夜間のライトアップも再開することにしました。
期間は来月22日から5月7日までとなっています。
函館市公園河川管理課は「宴会の際には周りに十分配慮しながら、火の使用には注意して花見を楽しんで欲しい。また、4年ぶりに制限がなくなり、大勢の人出が見込まれるので公共交通機関を利用して欲しい」と話しています。