60年以上続く函館の遊園地 今シーズンの営業開始

函館市の60年以上続く遊園地では21日、今シーズンの営業を始めるのを前に、遊具の点検が行われました。

函館公園にある遊園地「こどものくに」は、毎年春分の日に冬の休業期間を終え営業を再開します。
20日は、10人のスタッフが修理した遊具の車輪部分を取り付けたり、ギアの部分にグリスを塗ったりしたあと慣らし運転をして正常に動くか確認していました。
また、北海道新幹線の車両がデザインされた遊具は、台車の部分がおよそ10年ぶりに修理され、以前よりなめらかに走行できるようになったということです。
遊園地を運営する会社の加藤大地さんは、「スタッフみんなでオープン作業を進めてきて、たくさんの試運転や、ペンキ塗りなどもしてきました。ことしもたくさんの皆さんに、安心して楽しんでいただきたいと思います」と話していました。
函館公園の「こどものくに」は11月中旬まで営業します。