江差町 プロの音楽家が小中学校の校歌を収録し贈呈

コロナ禍で校歌を歌う機会が減っていた生徒たちに、プロの音楽家による歌と演奏で収録した校歌を聞いてもらう取り組みが江差町で行われました。

この取り組みは音楽家で作るNPO法人「奏楽」が、校歌を歌う機会が少なくなっていた小中学校の児童や生徒などのために各地の教育委員会と連携して行っているものです。
今月13日には、NPOの代表が江差町役場を訪れ、町内の小学校3校と中学校2校の校歌をプロの音楽家が収録したCDとDVDおよそ600セットを贈呈し、照井誉之介町長が受け取りました。
CDとDVDはさっそく小中学校の児童生徒全員と教職員に届けられ、このうち江差北中学校では今月16日、1年生と2年生の生徒と教諭たちがモニターに映し出される音楽家たちの歌や演奏にじっと聞き入っていました。
江差北中学校の音楽担当の三戸佳世教諭は「ふだん聞いている校歌とは違って、プロが演奏するとこうなるのだと感じました。4月に入ってくる新入生にも聞いてもらって練習に活用したいです」と話していました。