日高地方では競走馬の出産シーズン 牧場で子馬が次々誕生
馬産地の日高地方では競走馬の出産シーズンを迎え、かわいい子馬が次々と誕生しています。
日高地方の競走馬の牧場では、毎年2月から5月にかけて出産シーズンを迎えます。
このうち、新ひだか町の飛野正昭さんの牧場ではこれまでに9頭が誕生しました。
牧場では、生まれてまもない体重50キロほどの子馬が放牧されていて、母親と寄り添って歩いたり、乳を飲んだりして愛くるしい姿を見せていました。
この牧場では、来月下旬までにさらに6頭ほどが生まれる見通しで、子馬は離乳する7月から9月ごろまで母親と一緒に過ごすということです。
飛野さんは「生まれてすぐは病気になりやすいので注意が必要だが、元気に育ってくれている。大きなレースで活躍できる馬に育ってほしい」と話していました。
競馬の馬の血統などの情報を管理する公益財団法人によりますと、日高地方ではことし、およそ6000頭の子馬の誕生を見込んでいるということです。