ペケレベツ岳の遭難者か 山中で心肺停止状態の男性発見

十勝の清水町の「ペケレベツ岳」でバックカントリースキーをしていた男性が雪崩に巻き込まれ行方不明になった遭難事故で、捜索の結果、山の中腹から男性1人が心肺停止の状態で見つかりました。警察は、行方が分からなくなっていたスキーヤーとみて身元の確認を進めています。

清水町にある「ペケレベツ岳」では5日、仲間と一緒にバックカントリースキーをしていた60代の男性が雪崩に巻き込まれ行方が分からなくなりました。
警察の山岳救助隊が6日朝から改めて付近を捜索した結果、午前8時半ごろ、標高およそ1100メートルの雪の中で男性1人が見つかりました。
警察によりますと、男性は心肺停止の状態だということです。
警察は、見つかったのは行方が分からなくなっていた男性とみて身元の確認を進めるとともに、当時の詳しい状況を調べています。