増毛町でカレイ刺し網漁始まる 初日は大漁で港は活気づく
留萌地方沿岸では春の訪れを告げるカレイの刺し網漁が始まり、港では生きのいいカレイが次々と水揚げされ、活気づいています。
留萌地方の日本海では、春が近づくとカレイが産卵のため沖から沿岸の浅瀬に近づき、刺し網漁が最盛期を迎えます。
このうち、増毛町の沿岸では2日から本格的な漁が始まりました。
夜明け前に出漁した小型の刺し網漁船は午前6時すぎに増毛港に戻り、乗組員たちがかごいっぱいに入ったクロガレイやスナガレイを次々と水揚げしていました。
カレイは大きいもので体長がおよそ40センチあり、水揚げ後すぐに近くの作業場に運ばれ、手際よく網から外されて種類や大きさごとに分けられていました。
漁業者の林一了さんは「漁は始まったばかりですが、けさは大漁です。これから最盛期を迎える春のおいしいカレイをぜひ多くの人に食べてほしいです。身が厚いので煮つけにして食べるのがおすすめです」と話していました。
留萌地方沿岸のカレイの刺し網漁は4月下旬まで続きます。