内閣府 道内の3島を「国境離島」の位置づけから外す

日本の領海を定める基準となる「国境離島」について、内閣府は道内の3つの島を島ではなかったなどとして国境離島の位置づけから外しました。領海の範囲にはほぼ影響はないということで
す。

内閣府は海上保安庁などと全国で400以上にのぼる国境離島の状況を調査した結果、国境離島として新たに3つの島を位置づけたほか、14の島を位置づけから外しました。
道内では3つの島が国境離島の位置づけから外れ、このうち▼新冠町の節婦南小島は、島ではなく潮が引いたときに海面に現れる「低潮高地」と位置づけられました。
また、▼猿払村のエサンベ鼻北小島は、島でも低潮高地でもないと位置づけられました。
このほか、▼函館市の汐首岬南小島は、漁港の工事で護岸の一部となったため国境離島としての位置づけから外れました。
内閣府は、今回、国境離島としての位置づけを外したことによる領海の範囲への影響はほぼないとしています。