【冬点描】北斗市でふのり漁盛ん みそ汁や天ぷらに

北斗市で、特産のふのりの摘み取り作業が今月8日から始まりました。

北斗市の茂辺地地区では、毎年、遠浅の海岸を利用してふのりの養殖を行っています。
海岸にはコンクリートブロックが488基設置されていて、毎年6月ごろにふのりの胞子を付着させ、2月上旬に収穫時期を迎えます。
ことしは1月の寒波が影響し、ふのりの生育にやや遅れが見られるということですが、漁業者はひざの高さまで海につかりながら、長さ5センチほどに育ったふのりを手際よく摘み取っていました。
ふのりの摘み取り作業を行った女性は、「ふのり漁が始まると、春が来たなと季節を感じます。去年よりたくさん採れたらいいなと思います。ふのりは天ぷらなどの食べ方もありますが、やっぱりみそ汁にするのが一番ですね」と話していました。
北斗市のふのり漁は、4月ごろまで行われるということです。