「世界青年の船」参加者が函館市役所に 福祉施設など見学へ
世界の若者たちが各国をめぐりながら交流を深める「世界青年の船」の参加者が函館市役所を表敬訪問しました。
「世界青年の船」は、各国の若者たちの交流を深めようと内閣府が行っているもので、新型コロナの影響で現在は各地の都市をグループごとに訪れる形で行われています。
函館市には日本のほかカナダ、メキシコなど11か国から17人の参加者が訪れ、健康と長寿をテーマに福祉施設などを見学することになっていて、15日はこれに先だって函館市役所を訪問しました。
この中で平井尚子副市長は「今回の函館訪問がみなさんにとって実りあり、今後の活躍につなげられることを期待してます」と激励しました。
そして参加者を代表してポーランドのヤージー・クリシュトフ・パルチェスキさんが「今回の交流を通じて将来の両国の関係が実りあるものになり、今後の社会に現れる問題の解決に貢献したい」と抱負を述べました。
参加者は今月18日まで函館市内に滞在し、福祉施設など4か所を見学するということです。
日本から参加している實田優心さんは「健康と長寿について函館市が今後どのような取り組みを行っていくか学んでいきたい」と話していました。