道南の「道の駅」関係者が情報交換 商品の仕入れなど話し合う
道南の道の駅の関係者が集まって商品展開などを話し合う催しが七飯町で開かれました。
この催しは、新型コロナウイルスの影響で訪れる人や売り上げが減少していた道の駅を活性化しようと渡島総合振興局などが今年度から始めたもので、14日は道の駅や地元の加工業者などおよそ40の事業者が集まりました。
会場では、せたな町産の牛乳を使ったアイスクリームや七飯町の日本酒の酒かすを使ったかずのこチーズなどが紹介されていて、道の駅の担当者がそれぞれブースを訪れて商品の特徴や仕入れの際の注意点などを聞いていました。
その後、道の駅の担当者による情報交換会が行われ、木古内町の道の駅では捨てられる和牛の骨を食材にした新商品の開発を検討していることなどが紹介されました。
木古内町にある道の駅「みそぎの郷きこない」の吉川衆司センター長は「一度に多くの商品を知ることができ効率が良いので助かります。どういった商品を置くか悩みますが、飽きさせない売り場作りにつなげたいです」と話していました。
渡島総合振興局商工労働観光課の岩寺結衣主事は「観光の需要も回復しつつある中、商談などの場を通して商品や売り場を磨き上げ、道の駅を地元の魅力を発信する場にしてほしい」と話していました。