中標津町の幼稚園で「木育教室」 木や森に親しんで
道東・中標津町の幼稚園では木工体験を通じて木や森に親しんでもらう「木育教室」が行われました。
中標津町の第2ひかり幼稚園で行われた木育教室は根室振興局が企画したもので、26人の園児が参加しました。
教室では道が認定している「木育マイスター」が講師となって木工体験が行われました。
カスタネット作りでは地元のシラカバやミズナラなどの間伐材を活用し、園児たちが輪切りにされた間伐材の表面をやすりで磨き、貝のようにあわせてひもで結びました。
また、道産材を使ったティッシュケース作りでは部品を組み立てて固定し、ペンで名前やハートなどの絵を描いてカラフルに仕上げていました。
6歳の女の子は「楽しかったです。表面がつるつるしていました」と話していました。
5歳の男の子は「きょう作ったものを大事にしたいです」と話していました。
講師を務めた木育マイスターの石川聖江さんは「手触りやにおいなど五感で体験することで自然と触れ合うきっかけになれば」と話していました。