函館「バル街」4年ぶり開催へ 観光地区で飲み歩き
歴史的な町並みが残る函館市の観光地区で飲み歩きを楽しむイベント「バル街」が、ことし5月、4年ぶりに開かれることになりました。
函館の「バル街」は、スペインの「バル」と呼ばれる立ち飲み居酒屋のように、情緒あふれる町並みを楽しみながら飲み歩くイベントで、歴史的な町並みが残る西部地区で毎年、春と秋の2回、開かれていましたが、新型コロナウイルスの影響で開催を見送ってきました。
「バル街」の実行委員会は、政府が、新型コロナの感染症法上の位置づけを5月8日に、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行することなどを受け、感染対策をとりながら開催することが可能だと判断し、4年ぶりに開催することを決めました。
日程は5月20日を予定していて、今後、参加する店の規模や開催方法など詳細を発表していくことにしています。
実行委員会の委員を務める深谷宏治さんは「『バル街』が待ち遠しいという声が多く寄せられていたので、ようやく開催にこぎ着けることができてうれしいです。みなさんが楽しめるよう準備していきたいと思います」と話しています。