春節で新千歳空港から入国の外国人 新型コロナ前の65%程度
旧正月の春節の大型連休中に新千歳空港から入国した外国人はおよそ4万8000人で、中国本土とを結ぶ国際線が今年は運航されなかったこともあり、入国者の数は新型コロナの感染拡大前の2019年と比べると65%ほどの水準となっています。
出入国在留管理庁によりますと、旧正月の春節の大型連休を含む1月20日から29日までに新千歳空港から入国した外国人はおよそ4万8000人でした。
これは新型コロナの感染拡大前の2019年の春節の時期と比べると64.8%の水準となっています。
北海道エアポートによりますと、今年の春節の大型連休中、台湾や香港など中国本土以外で春節を祝う地域からの国際線の便数は新型コロナの感染拡大前の2019年とほぼ同じ規模で運航されたとみられます。
一方で、新型コロナの感染拡大前には入国者全体の2割ほどを占めていた中国本土とを結ぶ国際線が今年は運航されなかったこともあり、全体の入国者数を押し下げた形です。
道の観光局は「北海道を訪れる外国人観光客の本格的な回復に向けて感染対策を行った上で中国本土との往来が緩和されることを期待したい」としています。