函館 男性がクマに襲われ手足にけが 命に別状なし
4日午前、函館市の山林でせんてい作業をしていた69歳の男性がクマに襲われ、手や足にけがをしました。命に別状はないということです。
4日午前9時半ごろ、函館市大船町の山の中でせんてい作業をしていた知内町の69歳の男性がクマに襲われたと警察に通報がありました。
警察によりますと、男性は4人で作業中に突然現れた体長2メートルくらいのクマともみ合いになり、指や腕、足をかまれるなどしてけがをしました。
命に別状はないということです。
クマはもみ合いになった後、斜面の下に転げ落ちていったということで、警察が詳しい状況を調べています。
現場は函館市東部の山林で、およそ600メートル離れたところには宿泊施設もあり、市は看板を設置するなどしてクマに注意するよう呼びかけています。
ヒグマの生態に詳しい専門家によりますと、冬眠しているクマが人が森の中で行う作業などによって目を覚ましてしまうケースもあるということです。