上ノ国町で高校生が救命処置を学ぶ 心臓マッサージなど体験
上ノ国町で高校生たちが消防署員からけが人や急病人の救命処置を学ぶ実習が行われました。
実習には上ノ国高校の1年生18人と教職員6人が参加し上ノ国消防署の署員が講師をつとめました。
心臓マッサージでは、まず声を上げて周囲に応援を呼びかけた上で呼吸などを確認し、ひじをまっすぐにして胸の真ん中に両手を重ね、1分間に100回から120回ほど強く押すことを学びました。
電気ショックで心臓の動きを正常に戻すAEDの使い方も学び、体にパッドを貼り付けたあとスイッチを押す手順を確認していました。
実習を終えた男子生徒は、「急に人が倒れた時に、対応した経験はないので、実際に助けるため必要なことを学ぶ貴重な時間でした」と話していました。
また、女子生徒は、「初めての体験でとても貴重でした。きょうの知識を生かして人を助けられればと思いました」と話していました。