七飯町 大沼で氷の切り出し 11日〜12日のイベントで使用

七飯町で、今月開催される冬のイベントに使われる天然の氷の切り出し作業が行われています。

七飯町の大沼国定公園では、毎年2月に「大沼函館雪と氷の祭典」が行われ、氷の滑り台などの遊具が呼び物となり、多くの客が訪れます。
イベントに使われる氷の切り出しは、毎年大沼の水面が凍って厚くなるこの時期に行われ、ことしも10人ほどの作業員がおよそ30センチほど凍った水面を、チェーンソーで縦横60センチに切り取っていました。
そして、氷をはさむ専用の器具で豪快に陸に引き上げました。
作業を行った70代の男性は、「切り出し作業は、氷を引き上げるのが一番大変だと思います。ことしは寒い日が続いているので、よい氷ができています」と話していました。
氷の切り出し作業は今週いっぱい行われ、ことしは1400枚ほど切り出して、長さおよそ20メートルの「ジャンボ滑り台」も3年ぶりに製作されます。