室蘭市が「メルカリ」と連携 不用になった市の備品を販売
室蘭市は、フリマアプリ大手の「メルカリ」と連携し、使われなくなった市の備品を販売して再利用につなげる取り組みを1日から始めました。
この取り組みについて室蘭市は1日、フリマアプリを運営する「メルカリ」と市役所で会見を開いて発表しました。
市によりますと、学校の統廃合などで使われなくなった備品が増えていることから、メルカリで販売することで資源の有効活用や再利用の意識向上につなげる狙いがあるということです。
今回、小学校などで使われていたタンバリンや一輪車、それに視力検査器などあわせて11点が出品され、1500円から1万円の価格が設定されています。
メルカリによりますと、自治体と連携して不用品を販売するのはこれが全国で5例目で、道内では初めてだということです。
この取り組みを企画した室蘭市管財課の佐藤瑞貴主事は「まだまだ使える備品は多いので、必要とする方に届けたいです。今回の取り組みが循環型社会の推進につながってほしいです」と話していました。